欠陥住宅の予防、欠陥住宅の調査や紛争支援なら日本建築検査研究所関西支部の住宅みちしるべにお任せください！
他人事ではない建物の欠陥。
マスコミ取材で説明しきれなかった現象
よくある「欠陥事例」を写真・図解でご紹介。あなたの住まいに心当たりはありませんか？
知らないと損をする。教えられたことがデタラメだった。第三者だから言える本当のこと。
雨漏りや、クロス・外壁等のひび割れ・・・欠陥かな？と思ったら是非その症状と比較してみてください！
我々が依頼された日々の検査記録です。
欠陥住宅を防ぐための豆知識です。
地下鉄堺筋線堺筋本町駅から徒歩８分
【欠陥を予防するための基礎知識 〜住宅・マンション購入、建設前に〜】
そもそも、欠陥住宅は
- 「設計段階」での法規違反等
- 「施工段階」での手抜き工事
が原因で生じる事がほとんどです。
では、これらを防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか？
「設計段階」での法規違反等への対処方
設計の段階ですので、最終的な請負契約や売買契約の前に直接設計した本人とは関わりのない
第3者の専門の建築士に問題がないかどうかを確かめてもらう必要があるでしょう。
いわゆる、セカンドオピニオンですね。
ただし、
ここで問題なのは設計した本人と関わりのない建築士を探す事が困難
と言うことです。
建築業界では、通常横のつながりをとても大切にします。
ですので、一見全く関係の無さそうな建築士であっても
実は何かの協会や組合等で知り合い・・・
等と言うことはよくある事です。
ですので、比較的建築士同士のよしみで消費者の思いとは裏腹に評価が甘くなる
と、言う事はままあることです。（持ちつ持たれつの精神ですね。）
第3者機関を名乗っているNPO法人等ですら、実は裏で建築士と繋がっていて
「明らかに事実と異なる事を言われた」と、耳にする事もよくあります。
ですので折角セカンドオピニオンを求めるのであれば、
極力公平な目で見ることができる建築士
を探す事を心がける事が大切です。
何も知らずにセカンドオピニオンを求めても
全く意味の無いものになる可能性もありますので。
「施工段階」での手抜き工事への対処方
施工段階の手抜き工事の原因としては、2種類が考えられます。
- 施工者の知識不足、固定観念によるもの
- 施工者または指示者の故意によるもの
どちらも本来であれば、工事監理者（設計図通りに工事を完成させる法的責任を負った建築士）が欠陥を防ぐ立場なのですが、 この工事監理者になる建築士には特に建物の規模や用途以外に制限が無く、
例えば
工期を守って、会社の利益を確保する事が一番である立場の建築士
が、工事監理者になっても良い訳です。
そして上述のような建築士が工事監理者となった場合、
「会社の利益」が最優先な訳ですから
手抜きがあったとしても、そのやり直しに掛かる費用や時間を考慮して、
見逃す可能性が出てくるわけです。
我々はこのような可能性を残してしまっている、法制度自体に問題があると考えていますが、 現状での打開策としては、やはりここでも第3者による施工の管理が必要と考えます。
そしてここでも、
極力公平な目で見ることができる建築士
を探す事を心がける事が大切なのは同じです。
建売住宅・中古住宅・マンション購入前に
このような背景で生じる欠陥ですから、マンションや建売住宅でも欠陥住宅である可能性は充分に考えられる訳です。
中古住宅であっても、元々欠陥住宅でそれを表に出さず販売されているケースもあります。
ですので、購入される前には是非とも専門の建築士に問題がないかどうかを検査・調査してもらうことをお勧め致します。
そしてここでも、
極力公平な目で見ることができる建築士
を探す事を心がける事が大切なのは同じです。
・株式会社日本建築検査研究所代表取締役
・一級建築士
・建築ジャーナリスト
欠陥住宅問題をいち早く正面から捉え、消費者側の代弁者として現在まで数多くの紛争解決に携わり、その件数はゆうに２０００件を超える。テレビ各社報道番組や特別番組、ラジオ等にも出演し２００５年からはＴＢＳ「今日発プラス」のレギュラーコメンテーター、テレビ東京「完成ドリームハウス」の監修、２００７年からはテレビ朝日「スーパーモーニング」欠陥住宅コーナーなども務める。
●一級建築士 （2名）
●二級建築士
●施工管理技士
●シックハウス診断士
●福祉住環境コーディネーター
●インテリアコーディネーター （2名）
●CASBEE評価員
大阪府知事登録 （イ）第23010号
