他人事ではない建物の欠陥。
マスコミ取材で説明しきれなかった現象
よくある「欠陥事例」を写真・図解でご紹介。あなたの住まいに心当たりはありませんか?
知らないと損をする。教えられたことがデタラメだった。第三者だから言える本当のこと。
雨漏りや、クロス・外壁等のひび割れ・・・欠陥かな?と思ったら是非その症状と比較してみてください!
我々が依頼された日々の検査記録です。
欠陥住宅を防ぐための豆知識です。
第3者機関が、検査・調査をするだけで終わって良いのでしょうか?
ここでは、住宅を調査する機関の社会的役割について触れてみたいと思います。
第3者機関は、「建築の素人である建築主」と「建築のプロである設計・施工者」との
間に入り 問題のない建築がなされているかどうかを判断し、
素人では分からない問題を発見、指摘し、改善させるための機関で、
このような役割を果たす事が本来の第3者機関の役割と言えます。
どこまでを公的な第3者機関に含めるかは、考え方によって違いますが建築途中に
法律上の決まりとして入ってくる第3者機関があります。
彼らの検査はマニュアル的で、全ての問題点を洗い出すものでは無い上に
問題点の指摘はするものの、建築主への具体的な説明はほとんど無く、
この機関が果たす役割はとても限定的です。
第3者機関の社会的意義を考えた場合、公的な第3者機関は限定的な役割しか
果たせませんので、民間の第3者機関が必要になります。
では、この民間の第3者機関が果たすべき社会的役割は先にも述べたように
「建築の素人である建築主」が素人であるがために被る被害を防ぐために
存在すべきです。
そうすると必然的に素人では分からない問題を発見、指摘し、改善させる
役割を果たさなければいけないと我々は考えています。
ところが、現状では発見、指摘まではするものの、それ以降は関与しない機関や
発見、指摘もお座なりで、あろうことか建築主批判をする機関さえあるようです。
確かに、建築主が無理難題をつきつけるとこのような批判もあるでしょうが、明らかな問題を
うやむやにするためにこのような事が行われるようです。
同じ検査・調査(第3者)機関でも、指摘だけして終わりでは意味が無く、良し悪しを素人の代わりに 判断し、それを玄人に伝え納得させる事が出来なければその社会的役割は全く果たしていないのでは ないでしょうか。
・株式会社日本建築検査研究所代表取締役
・一級建築士
・建築ジャーナリスト
欠陥住宅問題をいち早く正面から捉え、消費者側の代弁者として現在まで数多くの紛争解決に携わり、その件数はゆうに2000件を超える。テレビ各社報道番組や特別番組、ラジオ等にも出演し2005年からはTBS「今日発プラス」のレギュラーコメンテーター、テレビ東京「完成ドリームハウス」の監修、2007年からはテレビ朝日「スーパーモーニング」欠陥住宅コーナーなども務める。
●一級建築士 (2名)
●二級建築士
●施工管理技士
●シックハウス診断士
●福祉住環境コーディネーター
●インテリアコーディネーター (2名)
●CASBEE評価員
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